塾のスタイル

まず、学習塾にはいろいろな形態のものが存在している。代表的な塾としては、昔からある一般的な、数名から数十名の生徒に対して1名ないし1名に補助数名の講師が付く形の集団学習型。生徒1名に対して講師1名というのが基本スタイルの個別学習型。さらにその中間をとった形の少人数制学習型などが挙げられる。またこれらを併設している塾も多い。少子化に伴い、生徒の確保が状に難しくなってきていることもあり、より多くのスタイルに対応できるように塾そのものが変化してきたといってよい。 それぞれにメリットデメリットがあり、気を付けなければならないのが、その生徒にとって、その形態の塾があっているかを見極める必要があるという点である。その際、見落としがちなのが科目ごとの見極めである。

集団型のメリットは何といってもライバルを直視でき、刺激があることでより向上心を伸ばすことができる。授業についていける生徒であり、かつ講師に質問することができる性格であれば、成績を格段と延ばすことができる。一方で、人数に圧倒されてしまうタイプの生徒には向かない。個別学習型はこれとは逆で、自分のペースを大切にしたい生徒に向いており、弱点を講師が把握できることで、細かい指導が可能となる。しかし周りの状況が把握できないために、自分が集団の中でどの程度なのかを把握することが難しく、受験に打ち勝つ勝負心が育ちにくいという部分もある。ほとんどの場合、どちらかの塾に通学していることから、得意科目も不得意科目も同様の形態で学習している場合がほとんどである。しかし得意科目はどんどん集団で伸ばし、ライバルとの競争も経験しながら、一方で苦手科目を個別で学習し、徹底して弱点補強と苦手克服を行い、受験に打ち勝つ形をとることが近時の受験では重要になってきた。なぜなら合格するには一定の点数を確保すればよく、苦手科目は基準をクリアし、得意科目で点数を稼げば十分合格できるからである。